異なる世界で魔族生活

@nanokasan244

第1話     そうですか

キーンコーンカーンコーン…


そんな聴き飽きた音。

「六時限目が終わったかぁ。」

あ〜あ、終わったか…

さてと、あとは帰るだけっと…FFでもすっかね〜

そんな事考えてたらもう家に着いた。

「母さんただいま。」

まだ居ないのか、

俺のお母さんはパートで毎日俺の少し速いか、遅いぐらいに家に帰宅する。

スーパーの惣菜だけど唐揚げじゃん!ラッキー

「ごちそうさまでした」

「食器片付けて築。」

「うん。」

お風呂はいった後はゲームしよ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もう2時か。そんな事を思いながらふと

(自分の中で)第二の世界である学校の事を考える。

明日も同じ 日常 か…築は、カチカチと鳴る秒針の音を鬱陶しく感じた。時間の用に変わらない生活だと言われるようで。

「いかんいかん。もう寝よ。」

そんな独り言を呟いて瞼を閉じる。

正直、そんな生活でも良いと思っていた。

苦しくもなく、楽しくもなく。

………………不慣れな感触で目を覚ます。掛け布団の重みもいつの間にか無くなっていた。

「う…」歩きだそうと立った、すると地面の土のひんやりとした冷たさで目が覚める。

変な夢か…そう思っていた、直後に転んで痛みが走り、はっきりと頭が覚醒し、周りを見渡し、膝の痛みを認識するまでは。

「痛い。それに…」頭がここは夢じゃないと言う。

それから数分、歩いただろう、水溜まりに顔を覗かせる。余りのインパクトにやっぱ夢か。と思う程に…「あーあー」…15歳ぐらいだろうか。少女の声だ、小さな声で独り言を呟いてたから、認識が遅れた。地面に座り込む。水溜まりの飛沫が体にかかり、更に現実だと認識する。そんな事を考えてる内に、草木がガサゴソと揺れる。「ギャギャ!グルル…」声は枯れた男性の声だろうが、その肌に目に、歯に。それは到底人間ではない存在だと思わせるパーツが付いている。

会った事はあるが会った事はない。築は知っていた。その存在を。 ゴブリン だと。

直後、逃げようとして背を向けた…ゲームとはまるで違う、狩る、そして殺す。という目。慣れない少女の体では上手く走れず、追いつかれてしまった。

頭を棍棒で殴られ、意識が飛びそうになる。

直後、朦朧とした意識の中、一人の男性の姿を

見た。そこで意識は途絶えた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1話終了です!2話製作に取り掛かってます。

何書けばいいかな…まあ取り敢えず、ストーリーは大まかに設定しています。それでは。

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