第8話
「まぁ、ざっとこのくらいかしらね〜」
「ふむ。そうだな」
ということで、今の時刻は2時57分。
間も無く3時というところ。
「あっ!忘れてた!」
「どうした!」
「あの男の家行かないと!」
「あっ!おい!吾輩を置いていくなっ!…って、もう聞こえてはなか…。
はぁ、なんて自由な奴なのだ…。
彼奴はきっと…。ハロウィンの日に1番最悪で1番幸せな者じゃな。…リリーナも早く自分の気持ちに気づくべきなのだが、、、無理だろうのう」
きっと、この時のマオには、この先の未来がわかっていたのだろう。
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