第9話 はじめての依頼
やがて宿屋の少女が呼ばれ食事を済ませ、体を洗うためのお湯を用意してもらった。
外はすっかりと暗くなり、2人は今日の疲れを癒すためお互いの体をお湯で洗い始める。
2人は裸となり、お互いを丁寧に洗った。
いつしか2人は抱き合い、ベットの上で体を重ね合った。
2人の唇は触れあい、舌と舌を絡み合わせた。
オリスはユリアの体を優しく抱擁し、胸を揉んだ。
柔らかいユリアの体は、オリスを優しく包み込むのだった……。
2人の情事は長く続き、2人は幸せの極致にいた。
やがてオリスは夢を見ていた。
夢の中の自分は、王になっていた。
だが、夢の中では戦争が起きていた。
そして、夢の中でオリスは、愛する人に裏切られていたのだ。
そのことにショックを受けると、オリスは夢から覚めた。
隣には幸せそうに眠るユリアがいる。
あの夢はなんなのだろう。
オリスは不安を感じながらも再び眠りに落ちた。
翌朝2人は朝食を済ませて宿を出た
2人は冒険者ギルドへ向かった
2人がギルドに足を踏み入れるとラシャが近づいてきた
「おはようございまあ〜す! 今日も元気にしてますか〜」
ラシャは元気な様子で2人を迎えた
「おはようございます... ええ、今日も元気よ」
「よかったですね〜 それじゃさっそく依頼を受けてみましょうよ!」
そう言ってラシャは受付に座る。
「あれ?君は受付もするのか?」
オリスがラシャに聞く
「はい〜、私だけなんですよね〜、受付と調査ができるのは」
「へぇ〜、すごいね」
「いえいえ〜 それほどでも〜」
「そんなことより依頼はなにを受けますか?」
ラシャがある依頼書を2人に差し出した。
「えっと.... これがオススメですかね〜 討伐クエストです〜」
「討伐か...」
「はい〜、この依頼は...."スライム狩り10匹 銀貨3枚" です〜」
オリスは依頼書を読んでいく。
「これなんかどう? 報酬はそんなに高くないけど.....」
「いいんじゃないかしら...」
「かしこまりました〜 それじゃあ スライム狩りの依頼をお願いします〜」
ラシャはそういうとカウンターの奥に歩いて行った
「あ〜、ちょっと 待ってくださいねえ〜」
ラシャはそういうとカウンターの下から何かを取り出してきた
「はい〜、これです〜 これをどうぞ〜」
ラシャは2人に地図を渡してきた
「えっと.....これは?」
「依頼の場所への地図です〜 」
ラシャはそう言って2人に説明を始めた
「えっと〜 今から行くところって ここから歩いて1時間くらいの場所に森があってですね〜、その奥に沼地があるんです〜」
ラシャはそう言うと指を立てて話を続けた
「そこの沼地で スライムが湧いているらしくてですね〜 それを狩ってきて欲しいんですよ〜」
「なるほどね...」
「はい〜、それで〜 その地図を頼りに行ってください〜」
ラシャは2人に説明をすると2人に地図を渡した
「それじゃあ、行ってきます...」
2人はギルドを出て森へと向かった
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