第6話 海南島沖海戦

パイロット1

「よし、いっちょ、やったるか。」


パイロット2

「よし、行くか相棒。」


パイロット1

「相手はソ連と米国の支援を受けた陸軍機らしいぞ。」


パイロット2

「相手はどのような機体を使用しているのですか?」


パイロット1

「主力機はソ連製 I-16 I-15だ。特徴はとにかく旋回性がすごい。

九六艦戦より回る。」


パイロット2

「え、それってかなり不味くないですか?」


パイロット1

「大丈夫だ、旋回しか取り柄がない所詮は旧式機だ。」


パイロット2

「いや〜、安心しましたよ。旋回性は命と言っても過言ではないですから。」


パイロット1

「ああ、しかも練度が低いらしい。」


パイロット2

「まあ、この九六艦爆の7.7ミリ機関銃で、撃ち抜いてやりますよ。」


パイロット1

「ああ、頼りにしているぞ。俺は爆撃に集中できる。」



中華民国の艦隊司令長官室にて

司令長官

「敵はどんな感じか?」


伝令兵

「砲艦21隻・海防艦12隻・駆逐艦3隻です。」


司令長官

「よし、敵は弱い捻り潰すぞ、司令を出す。

敵艦隊は弱小なりこれより敵艦隊を撃滅せよ。

日本海軍もたいしたことないな。」




艦隊にて

井上成美

「どうだ?航空隊は敵艦隊上空についたか?」


参謀長

「いえ、まだついていません。後、2分ほどで到着します。」


井上成美

「期待通りの活躍をしてくれよ。」




航空機にて

パイロット2

「もう少しで到着します。」


パイロット1

「そうか、どれを狙うかだな。」


パイロット2

「しかし、大きいの狙うと被っちゃうんだよなあ。」


パイロット1

「じゃあ、駆逐艦狙うか。」


パイロット2

「そうしますか、行きますよ。」


パイロット1

「うむ、行こう。」



中華民国の艦隊司令長官室

司令長官

「なぜ、ここに航空機が居るのだ?」


幹部

「わかりません。」


司令長官

「まあ、航空機くらい撃ち落としてやれ。」




パイロット2

「急上昇します。高度は2500メートルまで上昇します。」


パイロット1

「わかった、一発ぶちかましたるわ。」


パイロット2

「高度2500メートル到達、急降下を開始します。」


パイロット1

「了解。」


パイロット2

「2000メートル・・・1500メートル・・・1000メートル・・・500メートル・・・

目標間近です。」


パイロット1

「・・・ここっ、投下。」


パイロット2

「敵駆逐艦に命中。お見事です。」


パイロット2

無線に向かって

「帰投します。」



中華民国海軍にて

司令長官

「軽巡が2隻、駆逐艦が4隻、砲艦が7隻が撃沈・・・だと。」


参謀長

「我々は航空機を侮っていました、ここまで強いとは。」


伝令兵

「大変です、無線が故障し、救援が呼べません。」


司令長官

「これは、砲撃で片付けるしか無いな・・・。砲撃準備ぃ。」




井上成美

「よ〜し、爆撃は成功したようだ。」


参謀長

「次は砲撃ですね。」


井上成美

「砲撃を開始せよ。」



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