第4話 戦地では・・・

ダダダダダダダダ・・・(機関銃で打つ音)


兵士A

「敵が多すぎる・・・キリがねえなぁ。」


兵士B

「ああ、そうだなぁ、どうするか?に撤退させてくれって言うか?」


兵士C

「いや、意味ねぇだろ。だってあのが撤退の許可を出すと思うか?


兵士B

「だよなぁ、何なら、突撃するか?そうしたほうが敵倒せねぇか?」


遠くから聞こえる声

伝令兵

「お〜〜〜い、撤退命令が出たぞ〜。撤退するぞ〜。

繰り返す。撤退命令が出たぞ〜。撤退するぞ〜。」


兵士A

「マジで?じゃあ急ごう。皆急げ。」


一同

「お〜〜〜」


拠点にて

陸軍少将

「いや〜、まさかあの頑固なが撤退命令を出すとは思わなかったな〜」


陸軍大佐

「いや〜、本当にそうですね。しかし、危ないところでしたね〜。

偵察の情報によると、我が主力部隊を包囲するように行動中だったようです。

もし1日でも撤退命令を出すのが遅かったら包囲殲滅されていたかもしれませんから。」


陸軍少将

「それは真か?」


陸軍大佐

「ええ、精鋭部隊と航空機部隊が確認したので信憑性はとても高いです。」


陸軍少将

「・・・そうか、それは危ないところだったな。というか、あれらしいぞ、

何かあれらしいぞ、陸軍が海軍と全面的に協力を行うらしい。

そして、作戦も大規模修正されるらしいぞ。何か海軍が修正しなきゃ、手伝わないぞって脅したらしい。」


陸軍大佐

「もっと仲良くすればいいのに、なんでこんなに仲が悪いんですかねぇ。

協力すれば日本はもっと強くなれるのに。」


陸軍少将

「そうだな。できればもっと交流が深まればいいのになぁ。」


関東軍参謀

幹部A(大佐)

「ま、まさか、あの頑固な杉山元さんが折れるなんて・・・」


幹部B(中将)

「ほんとに謎だなぁ、脅されたとかじゃないの?」


幹部C(少将)

「そうだったら許せませんねぇ。」


幹部B

「まぁ、陸軍がいなきゃ海軍は何もできんから、所詮頼み込んだんだろうよ。

いつか、関東軍は軍事クーデターを起こして、世界を天皇陛下のものにするのだ。

もちろん、ついてくるよな?(圧)」


幹部A

「あ、当たり前じゃないですか。上官殿の考えは間違ったことなどございませんし。

て、天皇陛下のためなら、い、命を捨てる覚悟であります。(汗)」


幹部C

「本官も上官殿についていきます。たとえ、そこが火の中、水の中でもついていく覚悟であります。」


幹部B

「そうか、そうか、皆オレについて来い。

ハッハッハッハッハッハ(不気味な笑い声)」


憲兵(兵士の規律を取り締まる人)

「・・・これはまずいな、盗み聞きみたいになってしまったが上に報告しなければ。」


呉港にて(日本最大の港)

山本五十六

「では、海南島の港を奇襲し、敵艦隊を撃滅してこい。しかし、船の損害はなしだぞ。(圧)」


井上成美(第一航空艦隊司令長官)

「はい、もちろんです。貧弱な中華民国海軍は返ってくるときには、無きものになっているでしょう。」


山本五十六

「しかし、くれぐれも油断するなよ。特に支那以外の船を攻撃するなよ。

例えばアメリカとか。後、もう一つの作戦目標、上海に輸送船を届けるという目標も達成しろよ。」


井上成美

「大丈夫ですよ。我々には金剛型戦艦全艦に加え、空母二隻を有する連合艦隊ですから。お任せください。」


山本五十六

「わかった、任せたぞ。」


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今回の話はこれでおしまいです。

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