第7話 茶店の町娘、華の美尻
「おしりの城」に熊の美尻が加わり、石松紅殿様の名声はますます広がっていた。城には国中から観光客が集まり、美尻の聖地として評判が高まっていた。そんなある日、紅殿様は家臣の弥助と共に、城下町にある茶店を訪れることにした。
茶店の主人が出迎えると、弥助が注文を取りに行き、紅殿様は店の様子を眺めながら待っていた。そこでふと目に留まったのは、店先で働く若い町娘・華だった。彼女は品のある立ち姿と美しい着物姿で、茶を運びながら接客している。
「おお…あれこそまさに、しなやかで品のある美尻!」と紅殿様は感嘆の声を漏らした。華の歩くたびに、優雅に揺れるお尻のラインに、彼の目は釘付けになっていた。
弥助が注文の茶を運んでくると、紅殿様はそっと囁いた。「弥助よ、あの町娘の美尻を見たか?あの品格と優雅さは、城に飾るべき美尻ではないかと思うのだが…」
「え?あの華さんですか?確かに評判の美人ですが、殿様、さすがに町娘にお尻の型を取らせてくれとは言いにくいかと…」と弥助は戸惑いを隠せない。
しかし、紅殿様の決意は揺るがなかった。「よいのだ、わしが自らお願いに行こう!」
紅殿様は意を決して立ち上がり、茶店の主人に許可を得た上で、華に声をかけた。「そなた、少し話をさせてくれぬか?」
華は突然の殿様からの呼びかけに驚きながらも、丁寧に頭を下げて近づいた。「はい、殿様。何かご用でしょうか?」
紅殿様は真剣な面持ちで語り始めた。「実はな、わしはお尻の美しさを追求する者であり、そなたのお尻に感銘を受けたのだ。ぜひ、わしの城にてその美尻を称えさせてくれぬか?」
華は一瞬言葉を失い、頬を赤らめながら困惑した表情を浮かべた。「そ、そんなこと、考えたこともありませんでした…。でも、殿様がそこまでおっしゃるのであれば…」
紅殿様の熱意に触れた華は、少しの躊躇の後、承諾することに決めた。そして、後日、華は「おしりの城」に招かれ、職人たちによってお尻の型を取られた。
華の美尻は、これまでの展示とはまた違った優美な魅力を放ち、「おしりの城」に新たな華を添える存在となった。そのしなやかなラインと上品な雰囲気は、訪れる人々の心を和ませ、華の美尻は「城下町の宝」として多くの人々に愛されることになった。
こうして、紅殿様のコレクションはますます多様性を増し、美尻の美しさが様々な形で表現される「おしりの城」は、さらに大勢の人々に愛される場所となった。
次回、紅殿様は遠方からやって来た旅の踊り子の美尻に興味を抱く…!?
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