第17話 敗者復活

カクヨムで公開している矢芝の小説のほとんどは、コンテストで落選したものたちです。


公開を始めたきっかけが、


字数にとらわれず、小説を書きたい。


と、


コンテストに落選した作品に、の目を見せてやりたい。


ということでした。


落選した時は、そりゃあもう、アルミ缶のごとくベッコベコにヘコみます。


ミスドのドーナツをヤケ食いします。


胸焼けします。

(そりゃそーだ)


けれど、時が経って、落選作を見直すと、何が足りなかったのかが、少しずつ見えてきます。


そこを手直しして、字数制限で書ききれなかった分を書き足して、公開しています。


で、りずにそれを、またコンテストに応募して、再度落とされたりもしています。


そしてまた、

アルミ缶のごとく〜胸焼け

まで繰り返し。


もう七転び八起きぐらいじゃありません。

数え切れないほど転んでいます。


足りない作品ですが、ただそれだけでほうむられるのは、やはり辛いです。


生み出したキャラクターは、子供のように愛しいし、艱難辛苦かんなんしんくをともに乗り越えた、盟友でもあります。


なので、こうして公開して、どなたかに読んでいただければ、作品にとっても、矢芝にとっても、大変幸せなことです。


すると、調子に乗って、続編を書くとか、シリーズ物を書くとか、また新たな展開ができます。



転んでばかり、落選ばかりのコンテスト。

なんでそんなに挑戦するのか?


それは、やはり賞金………



ごほん、ごほん。(咳払い)



やはり、夢は見たいじゃないですか。


それに、ゴールが決まっている(コンテストの締め切り)と、それに向けて、頑張って作品を終わらせようとします。


その時の精一杯で、とにもかくにもエンドマークを付ける。

ゴリ押しでも終わらせる。


終わればまた、次が書ける。


なので懲りずに、きっとまた挑戦すると思います。


そしてまた、ドーナツをヤケ食いするんですね、きっと。


でも、それも良し。


胃薬を忘れずに!















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