ダンジョンマスターに私はなる!
「ダンよ……目を覚ますのだ……」
ユサユサ
誰かに体をゆすられるのを感じる。
「はい……? 何でしょうか? って、え?」
「ダンよ、起きてくれたか」
ものすごい美女がそこにはいた。
プラチナブロンドに輝く髪、彫刻のような整った顔立ち……
女神かな?
「あ、あの、はじめまして」
「うむ、ダンよ、会えてうれしいぞ」
私と会えてうれしい? この美女が? ホワイ!?
「私のことを知っているんですか?」
「もちろん知っているぞ、ダンは神界でも有名人なのでな」
「は、はぁ……」
私は色々と疑問もあったので、この美女に色々質問することにした。
その結果分かったことがいくつかあった。
その1、美女のお名前はナナさん。神様らしい。そうだと思ったよ。
その2、やっぱり私は死んでしまった、ということ。
その3、私には
私のとある行動が神界に貢献したからだそうだ。
なお転生後に
その4、ただし地球への転生は、混乱を招く恐れがあるのでできないようだ。
その5、転生先の星には魔法がある。ダンジョンもある。
魔法があるって!?
ダンジョンもあるって!?
ゲームがリアルにできるのか!
「ダンジョンマスターにもなれますか!?」
つい声が大きくなってしまった。
「もちろんなれる、それになりたいならこちらとしても助かる」
ん? 助かるのか?
「なぜ助かるのでしょうか?」
「話せば長くなるが……」
10時間後……
「もうこんな時間か、かなり話し込んでいたようだの」
「色々教えてくれて助かりました」
私は、転生先の知識をこれでもかと詰め込んだ。
ナナさんは質問の答えを何でも知っていた。
私がまだ色々知りたいことがある、と言うと
神界の図書館を貸してくれることになった。
―計画通り― ニヤッ
~~~~~~~~
神界の図書館にはあらゆる知識が集まっている。
ダンはそこで何を見て、何を考え、何を
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