第12話

「密琉本当器用だよな。」


「ん?あぁ、いつも自分のやってるからな。」


「へぇ〜」


「でも、そーゆー風斗だっていつも髪きっちり編み込みしてるじゃん。今日はしてないけど。」


「普段は藍樺にやってもらってるしな。」



風斗が密琉と話しているのを他所にわたしは風斗の髪型が気になっていた。



「風ちゃんちょっと座って。」





自分の前に座ったのをみて風の髪の右サイドを編み込みする。






「藍樺上手いなぁ。」


「そう?まぁ…密琉ほど器用じゃないけど私の専属使用人ズは不器用だからね。」


「確かに魁と美里は不器用だな。」


「うん。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る