言ってやろうじゃないの。

できるだけ顔が赤くならないように、サラッと。

何でも無いような顔で。

和馬の余裕を崩してやる。

「永遠の愛を、一生傍にいることを、神様よりも先に和馬に誓います。愛してるよ。」

一世一代の告白。

もしかしたら、私から告白したことは無かったかもしれない。

そんな私からの告白は、驚かすには十分だったらしい。

和馬は真っ赤な顔をしていて。

「すごい顔真っ赤だよ？」

「ちょ…おま…さっき嫌だって言っただろ…

なんちゅー不意打ちしてくれてんだよ…。」

いつもそんな事言わない癖に…

そうぶつぶつと呟いている。

だけど、ふと真剣な顔で。

愛しさを込めた目で。

私に言ってくれた。

「俺も、美里を誰よりも永遠に愛する事を、傍にいる事を誓うよ。美里に。」と。

そのまま、溶けるような甘い甘いキスを何度もくれて。

私はその甘い空間に酔いしれていた。

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