超美少女の幼馴染が、諸事情で超美少年になってしまいました。おかげで私は血迷いそうで、血迷ってます。

霧島 翔

プロローグ

いつもの朝、いつも通り朝食を終わらせ、学校へ行く準備をする。

そして、幼馴染の親友が迎えに来る。


蓮姫はづき、もう準備出来てる?」

「ちょ、ちょっと待ってそらちゃん。もうすぐだから!」


慌てつつも、何とか準備を終わらせる。


「じゃあお母さん、行ってくるね!」


蓮姫はとても元気で、明るい子。

ちょっと変わったとこもあるけど、優しくて明るい子。


「蓮姫はいつも明るく元気だね。私も、蓮姫みたいになりたいよ」


親友で幼馴染でもある樫谷かしたにそらは、蓮姫の性格を少し羨ましく思っている。

そらは、どちらかと言えばクールタイプだ。


「いやいや、そらちゃんはスーパー美人だし、クールでカッコよさもあるから

男女問わずすごい人気じゃん!!いったい、今まで何人に告られたんだよ!?」

「い、いいじゃんそんなこと。ほら、学校に遅れるよ」


ちょっと照れるそらがかわいい。

そんな、そらのかわいい笑顔を誰よりも近くで楽しむ蓮姫。


それが、2人の日常だった。


あの出来事が起こるまでは・・・

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