Fantasy rhythm 第一部(血沸き肉躍る恋愛編!)
沼津平成
第一幕 エル草原の花の輝き
1-1 Fantasy rhythm
タン、タンタン、タンタン、ウン。タンタン、タンタン、ウン。タンタンタン、タンタン、ウン……。
その日、商店街はにぎわっていた。エセル・ログ・ラダー・ホライズン青年は、この街に来るのが久しぶりだ。確かここを抜けると原っぱに出る。春のこの季節はエルの花が満開だろう。
エルの大樹、まだ生きてるかな――エセルは思いをはせた。昔っからパソコンとこの大樹が好きだった。――いかん、また仕事を思ってしまった。今日は休暇だ。仕事から離れる日なのだ。
エセルの職業は、あまり人には言えない。――腕利きのハッカーなのである、彼は。
Fantasy rhythm 第一部(血沸き肉躍る恋愛編!) 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Fantasy rhythm 第一部(血沸き肉躍る恋愛編!)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます