【用語集】

【《霧刻》―むこく―】

❑二十四時間表記で分類すると

★《こく》★

(季節の関係もあり/霧刻が明けてからの時間帯・日中帯)大体五時・六時頃〜十六時頃までの時間帯。

★《黄昏たそがれこく》★

(《の刻》・《霧刻むこく》に特に左右される時間帯。夕方)基本、十六時〜十八時頃までの時間帯。

★《霧刻むこく》★

(基本不規則/日が沈んだ時間帯・夜)大体十八時〜(日が出てくる)五時・六時頃までの時間帯。


❑日没に近づくにつれ何処からともなく《霧》が世界に立ち込める、太陽が沈んでいる時間帯のこと。


❑《虚無の霧》同様、通常の気象現象で出来た霧とは全く違う《霧》。


❑《霧刻》の《霧》に長時間晒され続けると魂が汚染され、最期は壊れて消滅する。


❑《霧》により汚染された魂の症状・状態は現状ステージ4まで確認されている。

★『ステージ1の症状』★

・身体の倦怠感。

・魂の汚染状態:軽度。適切な治療を受ければ数日で完治できる。

★『ステージ2の症状』★

・強い目眩に幻覚、激しい嘔吐。

・精神汚染の発症。

・魂の汚染状態:中度〜重度。適切な治療を受けた後、暫くの療養生活を余儀なくされる。

★『ステージ3の症状』★

・自傷行為・破壊衝動。

・身体能力が向上し、力の強さが増す。

・このステージに入った時点で魂の崩壊が急速に進む。

・魂の汚染状態:重篤。神花アスフォデリアをもちいた治療を受ける状態。

★『ステージ4の症状』★

・狂乱状態。

・ステージ3よりも魂の崩壊が進んだ状態。

・このステージに入った者は例外なく、《輪廻の輪》へ還ることが出来なくなる。

・魂の汚染状態:崩壊状態

★『ステージ5の症状』★

Unknown不明


❑基本、《霧刻》の時間帯に出歩く者は皆無に等しい。もし出歩かなければならない際は必ず、魔を祓い焼く神秘の焔――《原初の神焔ウェスタ》をランタンの中で灯しそれを持ち歩く。


❑《霧刻》の時間帯――《霧》が出始めると人々は、皆ランタンに入った《原初の神焔ウェスタ》を家の軒先などに必ず設置し、朝になるまでそれを灯し続ける。


❑《霧刻》の《霧》は《原初の神焔ウェスタ》のことを何故か忌避する。

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