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1話

第1話

「…月羽…本当にごめんな」






それは朝起きて突然のお父さんからの謝罪だった。





「?どうしたの?」





「…いや、なんでもない」







仕事に行ってくる







そう言ってお父さんは出ていった。








「…変なの」





私はそうつぶやき小さな仏壇に朝から手を合わた。








「お母さんおはよう。

今日も一日頑張るね」






さ、朝ごはんでも食べよう






冷蔵庫にはもやししか無かった。






「…今日ももやし炒めにしよう」






…もう2週間もやししか食べてないなぁ







「…鶏皮買えるかな…」





後でお買い物行こ





そう思いながら出来上がったもやし炒めを食べた。

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