《極秘》1∞ 夜(ひゃくや)

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第1話

 その個体は、立って寝ていた!? そして、自らで手にロープを握り、上、真横、上、真横と機械のようにして、ロープを引っ張り、自らの首を吊るして亡くなろうとしていた。

 ロープがどういう仕掛けに成っているのか!? 周りの白い霧!?の中に入っていて全く分からなかった。

 そして、その人も亡くなろうとしていたが、例え、亡くなっても見つけられる事は、無かった。

 なぜなら、《人の脳の忘れられた記憶の中に居たからだった》 

 時間の経過と共に色々な多種多様な物が、進化!?し、変わって!?動いて行く。


 そいつには、首が無かった、また、足もない!?のか、その場所からは、動かなかった。

 その割りに体は、白く一生懸命に周りのマネキン!?らしい部分部分の部位を頭!?やら、足!?やらに自分の物!?かと両手で捕まえては、取っかいこ引っかいこして、くっ付けているらしかった!? 合わない!?のか、いつまでも終わる事が無いように機械のように永久的に続いている。


 一瞬 見れば異様な光景に見えていた!?

その割りに血らしい赤い物!?は、一切 見えなかった。

 奇怪!? しかし、美しかった!? 確実に1〜10人位!?は、死んでいるのか!?

 しかし、この亡くなっている人は、真面目な人だったんだろう、同じ事を何度も何度も繰り返し、行っている。

 何で殺されたのかは、解らないが!?……。

 そして彼も痴呆老人の忘れられた記憶の奥底に入って居た。

(……見つからないのは、良い事だ……自由がある!?……ストレスが溜まらない!?……人に迷惑を掛けない!?……人の非常に少ない所!?……人の多い所・公園とか!?……隙や穴だらけだよ!?……人間という動物よ、好き勝手に生きて下さい!?……フフッ……)

 (◉⁠‿⁠◉)🖐️🎵


 音が無い波!?が遠くから、近付いて来ていた。

 床から、壁から、波が付いて徐々に近付いて来ていた。

 亡くなった者の白い掌!?だけ、何千何万という数の怪物だった、掌の中心には、赤、橙、黄……etc 色の目が、付いていた。

 動くと変な虫みたいで気持ちが悪かった、鳥肌が立つ。


 しかし、奴等は、美人だけど、知能犯の女弁護士の前で襲い掛かる寸前で止まった。

 時間が経過して行く。

「……ナニッ!? どうしたの!?……」

「……解った!? 私には、何も出来ないのね!?……」

「そうでしょ、私に触れる事も、さわる事も出来ない、そう、私には、《 力があるのよ 》 アンタ方以上に、そうよ、きっとそう、で、ないと意味が解らない!?」

 また少し時間が経過する。

「……悪い事をしてても、ちゃんと祈っているからよ、だから、《神は、私を守ってくださっている》……」

「……フッ、出来るなら、私に指1本でも触れてみなさいよ……どう、出来ないでしょう!? 私の方が……《力があるのよ》!?……」

「……フッ、バ〜カッ、このクソヤロー……」


 そう、汚い言葉を吐き捨てた時だった。 

「……そういうなよ〜、反発したく成るだろうガー!?……」

 優しい女性の声が、後半 低い男性2人の脅しているような語気の声に変わって行った。

「……どこを見ているの、油断していると危ないわよ!?……」と再び女性の優しい声に。

 気が付くと視界には、人差し指と中指と左右4本の黒い指があった。

(両耳付近に掌がある!?)

 そう思った時 一瞬にして物凄い力が右回りに入った。

 バキッ、ギュッ、ギュッ✕2 首の骨は、脊髄から、離れた。

「……勝った証の首だけ貰って行くよっ!?……」 

 ドサッ、体が無造作に下に倒れ落ちた。

「……こちらは、俺等が!?……」

 2体は、別々の奴等に寄って片付けられた。

(……私は、強くて、完璧な人間なんだ、《神なんだ》と思っちゃダメだって〜!?……)

 弁護士の女性の肉体と魂は、人間の忘れられた記憶の奥に迷宮入りされた。


 当時の法務省の法務大臣が行方不明に成った。

 法務大臣・検察官・検察事務官・刑務所長・代理人!? etc この人方々を細工したルーレットや細工したサイコロに掛け、1人を選び、拉致をしたのだった!?

 ポツンッ、トントントントンッ、コロコロコロコロ〜、何かが、落ちて転がっている感じだった!?


 

 






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