地獄のような夢
凩カエデ
「君の夢は」
社会を着て社会を学んで社会に殉ずる箱庭でわたしの頭に残る雑音
軽々しい口に薄っぺらい笑みを浮かべる道化に付き合いたくなくて青でいっぱいの空を見る
鳥を自由だと思いたいのだろうか
空の果てには何があるのだろうか
例え何かなんてなくても心は晴れるかもしれない
安い友情と安い愛と安い絆を断ち切って
地獄のような夢を知りたい
行儀良くしまった椅子と外履きを燃やそう
わたしの衝動を止められない世界が少し嫌いだ
地獄のような夢 凩カエデ @conama
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