ホーム
Nijika
第1話 home
駅のホームの一番端っこ。そこは僕らの集合場所。二人だけの秘密の共有。少しスリリングで楽しかったよ。君はどう思っていたのだろう。もう確かめようがない。だって君は遠くに行ってしまったから。あの場所は確実に僕らのホーム(home)だった。居場所のない僕らの救いの場だった。
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