【エッセイ】徒然なるままに、ひとりごと【雑記】
桜野うさ
第1話 創作との出会いについての、ひとりごと
こんにちは。桜野うさです。
ネットの片隅で小説をアップしたり、公募に出したりして日々を過ごしています。
令和元年に生まれてこの方、色んなものに手を出しては飽きてやめて来ました。
そんな私ですが、創作だけは物心ついた時から今まで続けられています。
途中でブランクありまくりですが。
何だかんだで一番大好きなことなんだと思います。
私が創作を始めたのは確か3歳か4歳くらいの時です。
裏が白いチラシの裏にボールペンで四コマ漫画を描きました。
その内、チラシのカラー部分同士をセロハンテープでくっつけて一枚の白い紙にして漫画を描き、さらに製本までしてました。
表紙もちゃんと描いていましたよ。
今でいう所の同人誌を発行していたんですね。
当然コピー機も印刷所も知らなかった4歳くらいの私は、自分用に一冊だけ作って大満足していました。
時が経ち、私も学生という身分を得ます。
親から大学ノートを与えられ、そこに漫画を描き始めました。
ずっとリアルチラシの裏に描いていた私は、立派なノートに描くのが誇らしかったです。
セロテープ製本と違って本物の本みたいですからね、プロ作家にでもなった気分だったかと思います。かわいいですね。
自分で楽しむか、ちゃんと読んでいるかどうかも怪しい家族にだけ見せていた私の創作物を、この頃から「友達」という他人に見せ始めました。
友達と一緒に漫画を描いていたのです。
ひたすら楽しくて、創作できれば大満足だった私が「上手いか下手か」「友達と比べてどのレベルなのか」など、創作者としての立ち位置を考え始めたのがこの頃でした。
そんなの考えないままでいた方がある意味幸せだったのかもしれません。
この頃は幼いながらに創作ノートを作ってみたりしていました。
ちなみにこの頃に描いた作品はすべて未完でした。
アイデアは止めどなく溢れるけれど完結させる能力がありませんでした。
今でもこういうところがあります。三つ子の魂百までという奴ですね。
漫画については、漫画原稿用紙やトーンを買い、それらを使って二次創作の同人誌を発行するところまではやりました。(リアル年齢がバレそうな発言)
だけど漫画は新人賞に応募するどころか、ネットにアップすらしなかったはずです。
イラストはアップしましたけど。
今じゃすっかり絵を描かなくなりました。
先日の文学フリマで販売する同人誌の表紙ために、実に10年以上ぶりに絵を描きました。
https://kakuyomu.jp/users/sakuranousa/news/16818093083888307074
塗りとか本気で酷いですが、絵を褒めてくれた人がいて嬉しかったです。
ちなみに「世界は今日、死んだ」の絵だけは10年以上前に描いたものになります。
改めて絵を描いてみて、どうして描くのをやめたのかわかりました。
楽しくなかったからです。
表紙絵を自分で描くと決めたので完成品は必要でした。
だから頑張りましたが、過程を楽しめないことは続かないのだ……と、気づきました。
ネットで絵描きさん達を拝見すると、非情に描くのが楽しそうなんですよね。
でも小説を書くのは楽しいです。
完成させることもですが、それ以上に過程が楽しい。
アイデアを出すのも、書くのも、推敲も超楽しいです。
モチベが上がらない時はありますけどね。
そういう時は書かなかったり、別作品を書いて力を溜めます。
今書きてぇ! ってタイミングで書くともうめちゃくちゃ楽しくて最高で、気づいたら2、3時間とか経ってます。
こんなおもしれー遊び他にないよ。
肩も腰もガチガチになり整骨院の先生に「もー、そんなことしてるからですよ!(ぷんぷん)」ってされて、その時はちゃんと反省するんですけどね。
そんなこんなで、色々辞めたり諦めたりもしつつ、楽しい部分だけ吸って今でも創作だけは続けられています。
絵も、同人誌の表紙はしばらく自分絵でやるつもりなのでまた描きます。
書いている小説のキャラデザとかも描きたい気持ちはあるんですけどね。
気持ちだけは。
では、そんなところで!
◆作品紹介
【短編】世界は今日、死んだ【現代/ダーク】 https://kakuyomu.jp/works/16818093077267338998
ジャンル:サスペンス
【あらすじ】
いじめられっ子の男子高校生の元に、手紙が届いた。
『厳選なる抽選によって、貴方は次の神様に選ばれました。おめでとうございます。
神様になった貴方には次の権利が与えられます。
一つ目、どんな生き物でもその場で殺してしまえる権利。
二つ目、新たな生命を生み出せる権利。
最後に、世界を終わらせる権利です。
ある日神様になった少年は、好きな女の子のために汚い世界を理想の世界に変えようとした。
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上記の作品にレビュー+コメント下さった方、改めてありがとうございました。
ひとを選ぶ作品だったので嬉しかったです。
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