【登場人物】
【登場人物】
■氷見清之介(ひみ せいのすけ)
年齢:28 身長:178センチ スリーサイズ:84・72・89(cm)
職業:着物のリメイク作家
趣味:古い着物の発掘 特技:なし 日課:服飾雑誌の切り抜き
戸籍上の氏名は「清之介で、芸名として旧字の「淸」を使用している。
もともと、「淸之介」は父方の高祖父の名前だった。実家とは疎遠で、鎌倉に住む父方の祖父の養子となったが、他の同年代の孫との軋轢もあり成人後に養子縁組を解消した。実父は日本画の画師、母親は音楽関係の仕事をしており、幼少期から家庭内不和と教育的虐待にちかい待遇を受ける。精神的に限界となった中学生の時に家出をして、鎌倉で弁護士事務所を構える祖父の家に引き取られることになった。
両親は離婚、現在は父方の祖父母とのみ親交。
東京都出身、神奈川県鎌倉育ちであり、服飾の専門学校を出た後、金沢を拠点に古着物のリメイク作家として活動を始める。着物のリメイクに興味を持ったのは、着道楽で和装を好んだ曾祖父の影響。中学以降は祖父母とともに、曾祖父にも可愛がられて育ったものの他の孫とは不和。没後、遺品の着物が処分されそうになり、祖父にリメイクを提案したことがきっかけで祖母の友人の洋裁教室に通い始める。
現在は金沢に作業場兼住居を持つ、個人ブランドというよりもハンドメイド作家と同じような立ち位置。実際の着用例を撮影した作品紹介のため、モデルを探していた折に浮舟のアカウントを見つけて打診のDMを送った。初対面では、浮舟のつかみどころのない性格に苦手意識を抱くものの、思慮深い面を知るうちに惹かれていく。
異性愛者だが恋愛は得意ではなく、学生時代に短い交際期間で疲弊して別れた。
礼儀正しく、穏和ではあるが、抑圧傾向が高く自身の心の機微には鈍感。
■浮舟白魚(うきふね しらお)
年齢:24 身長:182センチ スリーサイズ:81・68・86(cm)
職業:文筆業・アマチュアモデルなど
趣味:図書館巡り 特技:水泳 日課:俳句・日記(ブログ記事含む)
名前の由来は、春の季語である「白魚舟」で、生まれた季節と苗字にちなんで父方の祖母が名づけた。故事成語じみた名前のため、実名としては名乗りづらくコンプレックスでもある。幼少期は共働きの両親に代わり、同居する父方の祖母によく面倒を見てもらっていた。炊事や掃除などの家事も手ほどきを受けたため、ひとり暮らしであまり困ったことはない。父方の祖父、及び祖母はすでに他界している。
中学までは水泳部所属、小学生の頃には水泳教室にも通っていた。
高校では学業優先のため辞めて帰宅部になる。
奈良出身、高校時代の同性の先輩のに好意を抱いていた。
学部の先輩の口利きにより、地方雑誌の編集部で学生時代からバイトをしており、街頭撮影のモデルの代打として勧誘されてモデルを始める。バイト時代には、モデルだけでなく校正の通信講座を受講していた。卒業後、編集部の契約社員になった後、編集部を退職してフリーランスになる。被写体モデルをしつつ、個人で投稿サイトなどで記事を書くかたわら、臨時の執筆依頼や校正業務などを請け負っている。
氷見とは、商品紹介のためのモデル撮影の打診を受けて知り合う。
以降、氷見が個人で手掛けている、着物のリメイク作品の撮影モデルを務めている。プロのモデル兼俳優である尾﨑琳汰瑯とは、編集部でのバイト時代に京都を案内する特集号の取材で随伴したことで親交を持った。年齢が近いこと、短歌や俳句など共通の趣味もあり、個人的な親交を深めた友人であるが周囲には明かしていない。
尾﨑とはただの友人。高校時代、憧れていた先輩が初恋の相手だった。
思慮深い反面、自分を明かさないため掴みどころがないタイプ。
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