何らかの存在了解にある貴方へ

一片

存在はすでに知られた神秘である

哲学の有名な問いに

[なぜ無ではなく世界があるのか?]

というものがある

貴方はすでに存在が何かを知っている。しかし存在しているとはどういうことかを言うことはできない。

ここで私が知れたことを記す。

自然と、[ない]とはどういうことかも考えた。その結果は、[ない]とは[ある]の反対ではないという結論だった。ないとは[ある]の否定である。常にあるのは存在だけで、世界が存在するだけである。ないは実在しない。過去を記憶し未来を予測する生物がその予測を外したときにないが現出する。ないとはあるより複雑なものということになるからあるだけを考えれば良い。

[ない]←[予測の否定] あるとないはこのつながりを持つ。

人は潜在的にないを本来の秩序のように崇拝してしまうのだ。在る世界を見ているはずなのに。


なぜ世界があるのか? 私にはわからない

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