この星の命の流れ変えたのは大気に潜む酸素の濃度

生命の誕生には諸説ありますが、地上初の生命は嫌気性微生物だったという説が有力です。原初の生命にとって酸素は毒でした。で、酸素をエネルギーとして使う好気性微生物が現れ、それを核に取り込んだ生物が現在、地上の多くを占める生物の始まりだと言えるかと。核に取り込まれた好気性細菌の成れの果てがミトコンドリア。詳しくは「パラサイトイブ」をご参考に。


それ以降も地球上の酸素濃度の変化って生命の変化に大きくかかわっていますよね?もし、酸素濃度が濃いままだったら、外骨格生物の天下が続いていたかも。酸素濃度が薄くなったため、肺を持たない外骨格生物は大きくなれず、小型化したそうです。幸運なことに。


昆虫ってとても小さいけど、実はすごくハイスペック。

大きさが変わらなければ、彼らに勝てる脊椎動物なんてまずいないのでは?

昆虫に酸素を十分取り込める肺があったらって思うとぞっとしませんか?ホラー映画の「ミミック」に出てきた昆虫は人間並みの大きさで人間をどんどん狩って酢に持ち帰っていましたっけ。

キングの「ミスト」の昆虫まがいが本当に存在したら、人間なんて生き残ってませんよね。


前回、生物学的(?)な句を作ってみたら思ったより読んもらえたので、一つ入れてみました。

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