集え仲間2
「せーんろは続くーよどーこまーでもぉー」
勇者は歌う。歌いながら2人目の仲間を探しに行く。
「勇者様、次はどこに行くのかしら?」
「うーん……女武道家がいるところかな」
「あら、それはどこかしら」
「ファイターストリートってとこだね!あそこの料理は美味しいんだよね……旨みがある!」
「そうなのね。勇者様、ご馳走してくれる?」
「もち!」
そんな勇者とマネーが次に向かったのは武道家の街・ファイターストリートに着くが。
「うーん……男ばっか」
「仕方ないわよ」
「可愛い短髪美少女武道家は居ないものか……」
「居ないと思うわ」
「いっそ人妻でも……」
「論理的に良くないわ」
勇者は男を拒む。どうしても女が良いのだ。
「―――うわぁ!魔物だぁ!」
女武道家を探して街を歩いていると街中に巨大パンダの魔物が現れた。
「パンッパンにしてやるパンー」
「大きいなぁ……」
「大きいわねぇ」
「倒そうか」
「そうねぇ……」
勇者とマネが被害が出る前に巨大パンダを倒すべく動こうとすると―――
「
女武道家が現れて巨大パンダにアッパーカットと膝蹴りを織り交ぜた技を放った。
「あ、短髪美少女武道家だ」
「そうね、本当にいたのね」
勇者一行は呑気にその様子を見ている。
「パン……パンパンパン!」
昇給拳を喰らった巨大パンダであったが致命傷には至らず……昇給拳を打ったことで体制を崩した女武道家が掴まれてしまう。
「パンパンしてんじゃねぇ!」
▶パンパンしてる巨大パンダに切れた勇者は腹部にパンチを食らわせた
巨大パンダは倒れた
「勇者様ってお強いのね」
「勇者だからね!それにしてもあの野郎パンパン言いやがって!パンパン……」
「パフパフ?」
「パフパフ!」
▶勇者はパフパフした
金貨1枚を失った
「―――あの!」
「女武道家だ」
「女武道家ね」
「先程の技……感服しました!私の師匠になってください!」
「ただの腹パンだけどね」
▶女武道家が仲間になった
「ところでさ、
「そうね、蒸したらいけるんじゃないかなしら」
「料理なら私にお任せを!」
「女武道家で料理もこなせるとは……お得だなぁ……」
▶勇者一行は巨大パンダを蒸し焼きを食べた
「というか、装備買うの忘れてた」
「そうねぇ」
「装備!お師匠、私強くなるための装備欲しいです!」
「じゃあ次の街でいい感じの装備買おうか」
「わーいお師匠様大好き!」
▶女武道家は勇者に体を押し付けた
なにか起きそうで何も起こらなかった
「よろしくねリウ」
「はい!」
リウを加えて勇者の旅はまだまだ続く―――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます