社会的評価を気にしすぎて自分自身を見失わないために読むべきエッセイ。

全文ためになる文章ですが、個人的に特に素晴らしいと感じたのは「最終的な判断は自分自身で行い、自分の価値観に基づいて決断することが重要です」というところです。

最終的な判断を他人に任せ、自分自身で納得していない場合、あとでなにがしかのトラブルなどがあったときに「お前のせいでとんでもない目に遭ったじゃないか」と他人に責任をなすり付けてしまったりします。

それはとても醜い行為です。
たとえ他者からの提案があったとしても、それを「採用する」と決めたのは自分自身です。

自分の行動は自分で責任を取らなければなりません。
それをわきまえているのならば、他者の意見を聞いても惑わされず自分自身で判断ができるはずです。

自分の未来は自分で掴み取る。
大人だけでない、子供であっても、むしろ子供こそ親や先生の敷いたレールの乗っかっても絶対に脱線事故を起こさないとは限らないということを承知していなくてはならない。

自分はどうしたいのか、そしてそれを成功させるための「努力」が自分にできるかどうか。
ただ理想を追い求めてもいけません。
なんの努力もせず栄光を手にできるならこの世に「おちこぼれ」なんて言葉はありません。

努力できるか、努力した結果なにも得ることがなくとも後悔しないか。
自分の未来です。
熟考しましょう。

以上です。
素晴らしいエッセイだったのでついレビューコメントも熱が入ってしまいました。
うっとうしかったらすみません。

他人の意見に惑わされがちな方の指標となるエッセイです。
おススメです!