重度のオタクの俺が異世界で無双する話

罵覇夢翔

第1話 Re:0から始めるオタク生活〜その1〜

レク「さぁて、今週分のリ○ロも見終わったし、まだ見れてないヒ○アカ最新話でも見るとしますかなぁっと、その前に…コンビニに飲み物でも買いに行くとするか〜」

〜5分後〜

店員「525円のお返しとレシートでーす。ザシター」


レク「飲み物も買ったし、家に帰ってアニメ鑑賞の続きだ〜!!」


レクを全身を包むかのように風が巻き起こる


レク「ん…?ここは…は!?どこ!?どこだよここ!!まさか異世界転生的な!?いやいやいや、そんなアニメの展開みたいなことあるわけがないだろう、無駄な期待はするな!?きっとここは俺の知らない俺の街のどこかだ、とりあえず人を探そう。うん、そうしよう!」


そうしてレクは人気のある場所へ向かう


住民「へ〜、最近また鬼が近くで目撃されたの〜?」

レク「鬼…?」

住民「ひゃっ!?あなた…見かけない顔ね…」

レク「見かけない顔…?おいおい、ここはH県のS市だろう?」

住民「H…県…?」

レク「まさか知らないのか!?まさか本当に…」

住民「ここはリヒゼルト国よ?」

レク「おいおいなんだその聞きなれねぇ国名はよぉ!?」

住民「あなた、迷子なのね…だったらこの街1番の貴族のところへ行くといいわ、ほら、あそこの大きな建物よ」


住民は巨大ないかにも貴族の住んでいるであろう家を指差した


レク「ごめんくださ〜い!!とある住民の方から案内されてきたんですけどー!!」

レク「んぬぅ?留守なのかぁ?」

少女「あら、どうしたの?ここへお客様なんて珍しいわね」

レク「いやぁ、素敵なお嬢さん、実はお恥ずかしながら迷子になってしまいましてねぇ、この街のことを詳しく聞こうと来たんですが留守のようでして…」

少女「あら、そうだったの、立ち話もあれですので、どうぞ中へ入って!」

レク「お嬢さんが…この家の主人!?!?!?」


レクは門の前で出会った少女へ導かれ家の中へ


レク「ところでお嬢さんはこの家の主人なんですかい?」

少女「主だなんてそんな!私はただの住人のようなものよ?」

レク「じゃあ主人はどちらへ…?」

少女「ここの主人は今日この国の議会へ行ってるわよ、あ!自己紹介がまだだったわね!私の名前はエルリカ・タグロスト!エルリカって呼んで!」

レク「俺の名前はスズキレク!レクって呼んでくれ!」

エルリカ「レク…素敵な名前ね、ところでなんで迷子になってしまったの?」

レク「コンビニに飲み物を買いに行ったんだが、気がついたらここに来てたんだ…」

エルリカ「コンビニ…?それはどう言ったものなの?」

レク(コンビニがわからない!?まさか本当に異世界に来ちまったのか!?)

レク「コンビニっつーのはそうだなぁ…なんでも売ってる何でも屋みたいなもんだ!」

エルリカ「そんな便利な場所があるのね…一度行ってみたいわ!」

レク「っと、俺からも質問が…さっきこの街の住民が鬼が目撃された…とか言ってたんだが、鬼ってのは…?」

エルリカ「私たち人間を襲う恐ろしい魔物よ…まぁ私は人間のようで人間じゃないんだけれどね!」

レク「人間のようで…人間じゃ…ない…?」

エルリカ「そう!人間とエルフのハーフ、簡単に言えば半魔っていう種族よ!」

レク「半魔ぁぁぁぁ!?!?!?」

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