第5話 急遽決まる日程

ちょっとレーサーのエピソードは後回しになりそうです

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三静

{明日学校来る?}


優斗

{行こうかな}


三静

{ひさしぶりに会いたい}


優斗

{この前Vseaで会っただろ+恋人みたいなこと言うな}


三静

{もしかして照れてる~?}


優斗

{黙れ}



ってことで、ひさしぶりに学校に行くことになった。

レーサーの俺にとって高校は第2だ。

レースの日程で動き、高校に行くか決める。

最近行けてなかったから良かった。


俺は岩泉さんに連絡する。


優斗

{初配信、いつにしましょうか}


岩泉

{好きなタイミングでいいですよ。本職はレーサーと言ってましたし、忙しいでしょう。}


優斗

{そうすると多分いつまでもデビューしないかと...}


岩泉

{う~ん、来週月曜、しちゃいます?}


??????????

頭の中で?がくるくると回っている

この時、優斗の心臓はバックバクだった。

いきなり来週?!?!

...まぁでも、断れない。


「月曜、するかぁ...」


優斗

{わかりました。}



翌日

学校に行きなれていないせいで本当にこれで荷物はすべてか、と不安になってしまう。まぁ忘れたらその時だ。行こう。


家を出て三静の家のインターホンを押す。

すると三静は待っていたかのように勢い良く出てきた。


『おはよ~いい朝だねぇ』


「そうだな。天気良いし」


『しかも優斗が2か月ぶりに学校来るし~?』


「よく覚えてんな」


『そりゃぁ数少ない友達がいないと寂しいからね』


「すまんよ...」


『ま、いいですけど。で?Vの方は?』


「え~、来週、初配信です」


『...は?』


「来週、初配信です」


『...どうしてそうなった』


「う~ん、岩泉さんとノリと勢いで?って感じ?」


ふと三静の方を見るとスマホを触っている。失礼な奴だなぁ


「お~い?」


『えぇ...マジなんだこれ...見てこれ。やっぱり、優斗のこと告知されてる』


三静から話を聞くと、Vseaという会社は必ず1週間前に告知を出すらしい。


「お、おう...急に実感わいてきたな...」


『ま、とりあえず学校ガンバ~』


気づくと校舎の前まで来ていた。

大丈夫かな...いじめられないかな...

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