レーサーだけどVtuberやってみることにしました。

みかんご

第一章 配信(レーサー要素微レ存)

第1話 やべぇ...


「....やべぇ」


俺、宮崎優斗は今、困っていた。

なぜなら、友達に誘われ、大手Vtuber事務所の面接を受けたのだが...


それが、あっさりと受かってしまったのだ。

いやぁ....所属チームに話さないとなぁ...(白目)


本職レーサーなのに...



時はさかのぼり、一昨日。友達の葵葉三静から、「私Vtuberやってんだけど、やってみない?」と、突然ただの雑談をしている途中、言ってきたのだ。

まず、この時点で断っておけばよかった。

だが俺は「おう」と簡単に言ってしまったのだ。


そしたら三静が裏でなんか色々と行動していたらしく、こうなってしまった...(泣)


三静はその事務所の中での中でまぁまぁ人気らしい。

人気なタレントが推薦したせいか、事務所も食い気味で圧迫面接並み(?)に面接が行われ、押しに弱い俺は断り切れなかったのだ。


『おい、どうした?優斗』


「あいや、ちょっと考え事をしていただけだよ。」


『そんなことよりまずはレースに集中しろ。いいか?この予選を突破したら全日本大会に出られるんだぞ?』


「はいはい、承知ですよ~」



俺が所属しているチームはN2というカテゴリに入っている。

N○というカテゴリは市販車を改造してその車でレースをする、という方式だ。


日本最高峰がN1。それに続きN2、N3まである。N1は市販車の中でもスーパーカー、スポーツカーを改造することができる。


俺が所属しているチームのカテゴリのN2はスポーツカー、スポーティーセダンを改造することができる。


因みにN3はスポーティーセダン、軽スポーツカーを改造することができる。


俺が所属しているチームはN2の〈Bks〉というチームだ。

最近、Bksはあまり結果を残していない。だから、最近はプレッシャーがすごいのだ。


なのにVtuberやります!とか言えねぇ...


あー、どうしよう.....


一旦北条監督に話してみよう


そんなことを考えながら運転していると、スピンしてしまった。


(考え)ながら運転は良くないね

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メモしておかなと忘れちゃうかな..

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