レーサーだけどVtuberやってみることにしました。
みかんご
第1話 やべぇ...
「....やべぇ」
俺、宮崎優斗は今、困っていた。
なぜなら、友達に誘われ、大手Vtuber事務所の面接を受けたのだが...
それが、あっさりと受かってしまったのだ。
いやぁ....所属チームに話さないとなぁ...(白目)
本職レーサーなのに...
◇
時はさかのぼり、一昨日。友達の葵葉三静から、「私Vtuberやってんだけど、やってみない?」と、突然ただの雑談をしている途中、言ってきたのだ。
まず、この時点で断っておけばよかった。
だが俺は「おう」と簡単に言ってしまったのだ。
そしたら三静が裏でなんか色々と行動していたらしく、こうなってしまった...(泣)
三静はその事務所の中での中でまぁまぁ人気らしい。
人気なタレントが推薦したせいか、事務所も食い気味で圧迫面接並み(?)に面接が行われ、押しに弱い俺は断り切れなかったのだ。
『おい、どうした?優斗』
「あいや、ちょっと考え事をしていただけだよ。」
『そんなことよりまずはレースに集中しろ。いいか?この予選を突破したら全日本大会に出られるんだぞ?』
「はいはい、承知ですよ~」
◇
俺が所属しているチームはN2というカテゴリに入っている。
N○というカテゴリは市販車を改造してその車でレースをする、という方式だ。
日本最高峰がN1。それに続きN2、N3まである。N1は市販車の中でもスーパーカー、スポーツカーを改造することができる。
俺が所属しているチームのカテゴリのN2はスポーツカー、スポーティーセダンを改造することができる。
因みにN3はスポーティーセダン、軽スポーツカーを改造することができる。
俺が所属しているチームはN2の〈Bks〉というチームだ。
最近、Bksはあまり結果を残していない。だから、最近はプレッシャーがすごいのだ。
なのにVtuberやります!とか言えねぇ...
あー、どうしよう.....
一旦北条監督に話してみよう
そんなことを考えながら運転していると、スピンしてしまった。
(考え)ながら運転は良くないね
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メモしておかなと忘れちゃうかな..
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