第14話

「は…?」






「おい柊斗、冗談だよな?」






「??俺は真剣だが…」






「っ、ごめんなさい…っ」






私はいてもたってもいられず

病室から逃げ出してしまった。







「あ、西連寺さん!旦那様と_____」






途中看護師さんが声をかけてくれたけど

涙が溢れてとても人と話せる状況じゃなかった。






「っ、しゅ…くん……っ」






溢れた涙を拭いながら

走った。

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