第9話

_____結々 side




「…しゅうくん早く寝ててって言ってたけど

やっぱり寝れない…」






_____時刻はもう23時になろうとしている。







「…心配……」






しゅうくんの為に作った3匹のテディベアを

見つめながらそう呟いた。






_____その時だった。







「…ん?電話…?」





突然着信を知らせるアラームが鳴り響いた。






「…誰だろう??」






私は相手が気になったが

特に深く考えずに電話をとった。






「…もしもし……?」





『こんばんは、西連寺結々様の携帯番号で

よろしかったでしょうか?』






「は、はい…えっと、どなた様ですか…?」







『申し遅れましたわたくし_____』





私は次の言葉を聞いた瞬間頭が真っ白になった。

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