第4話

「…あとはお洗濯…」






_____家事を始めて2時間が経っていた。







「…終わったらくまさんの続きしよう」







私は最近テディベアを作るのにハマっていた。






「…これはしゅうくんに車に置いてもらって

これは鍵につけてもらって…」





しゅうくんに喜んでもらうために

沢山内緒でくまさんを大量生産していた。







「ふふっ、あと2匹で3匹になる」






_____しゅうくん喜んでくれますように






私はそんなことを考えながら

裁縫セットを取りにお部屋に向かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る