第6話
「美味しかったねえ!」
『満足??』
「うん!大満足!!」
そう言って優莉は笑顔で頷いた。
『お洋服もみよっか?』
「ううん!お洋服はいらない!」
『おもちゃにする?』
「おもちゃもいらないの!」
『何が欲しいの?』
「何もいらないから
今日の夜もママとご飯食べたい!!」
私の手を握りそう言って微笑む優莉
『ママとご飯はいつも食べてるでしょう??』
「ママいつもゼリーしか食べてないでしょ!
今日は優莉とご飯作って一緒に食べよう?」
『………』
_____いつの間にこんなに成長したんだろ
「ママの好きな目玉焼きも作ろうね!
優莉の好きなオムライスも!!」
『それ卵だけじゃない(笑)』
私は優莉を抱きしめ背中を撫でた。
「大丈夫だよ、優莉がママのことまもってあげる」
優莉の言葉に泣きそうになった。
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