第3話

『お・は・よ・う』





優莉は5歳ながらもう手話で話すことが出来る。





全ては優莉を産む時に


産婦人科でお世話になってから


今でも良くしてくださっている先生のおかげで。






『今日はなんの日だった??』



と私が手話をすると







「今日はママとお出かけの日なの!!」




優莉は嬉しそうに微笑んだ。






『じゃあ朝ごはん食べて

早く準備しよう!』





「うん!!」

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