未「………またか」

私は小さな声でそう呟いた。

？「そうそう！高田さんっていつも残業してるじゃない？

あれって警備の人と関係持とうとしてるらしいよ〜！」

？「えっ！私は社長狙ってるって聞いた！」

？「私は周りに自分は可哀想なんですって

アピールする為かと思ってた！！」

？「うわーやりそう」

未「(あなた達にいつも仕事投げられるから

帰りたくても帰れないんです)」

？「あんな女相手にされるわけないのに笑」

？「本当、身の程知れよって感じ笑」

？「私クロワッサン食べたぁい」

？「あ！私も私もっ！」

？「えっ！うちもなんだけど！」

？「高田さんはどうでも良いからクロワッサン

買いに行こっ！」

？「「そうねっ！」」

未「(やっと行くか)」

足音が遠ざかりそろそろ出ようかと思った瞬間

？「聞こえてたよね？

はやく辞めたら？

高田さん」

そんな声が聞こえ動きが止まった。

未「………………」

？「ふふっ、じゃあね！」

そう言って彼女の足音も遠ざかって行った。

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