第13話 俺、今日はパスさせてくれ
わたしは、
「まだ
姥山さんがわたしの顔をのぞき
「ぇ、だ、
と、
ぐきゅるるる、とタイミングよく
「体、
姥山さんがあきれている。
そう、
なのに、コルボでサインした
「どうしてか、わかります?」
「
「そうなんですか?」
「ええ、あなたは
「暴走?」
「本来、クオリアを使いこなすには
暴走することがある。わたしは
「それにしても、あなたは
「ええっ? そうなんですか?」
「あなたは、よっぽどコウモリに
姥山さんがニヤリと
「オマケに、
「ぃ、犬上くん?」
「そ。コウモリに味方する
「え!? 二人も!?」
「
姥山さんは
「とにかく、あなたは
「〝夜の鳥〟って?」
「この
「王――って、トリには
「ええ」
夜の鳥――トリの王のとりまき。シュナイダー先生がその
わたし、いったい、どれだけ
肉まんを食べ
「で、
「今日は
便利屋さんとは、もう少し
昨日の
だけど、今日は
「う、うそ!?
姥山さんが
見る間に雨は
「
「
姥山さんが、ツッコミを入れる。
わたしは顔をひきつらせた。この天気で
メッセージ、便利屋さんからだ。
『おい、降ってきたぞ! 雨天中止にはなんねえのか?』
『当たり前です。なるわけないでしょ?』
わたしは
『
笑っているをスタンプ一
『
『
――返事がない。
「まだ時間もある。ここで待ってても
スマホをのぞき込んだ姥山さんが言った。
今日の祭礼
わたしはうなずいた。
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