手を
もしも
だれも助けてくれなくて
つらいままで
手を差しのべてくれなければ
死ぬ、とする
だれかが、辛かったら
手を差しのべるだろう
けど、引きずり込まれたら
その懸念があって、差しのべるか否か
頭が頑張っているあいだに
助けられたはず
その人
死ぬかもしれない
痛いかったね
辛かったね
苦しかったんだね
よく頑張ったね
偉いね
もう、大丈夫だよ。
そう言うこともできず
そのまま、それは
物と化す
その、手だった、なにか
助けを求めて
手を差しのべてくれるのを待って
掴まず
見捨てたら
立派な、うらぎりもので
ひとごろし
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます