いたって平凡な男は好奇心で最弱ジョブの戦士を選んでしまったが異世界で死ぬほど努力して最強になる〜
@ri51be0
序章 死神と最弱戦士
第1話 死神
??『お前は死ぬ』
??『もうすぐ死ぬ』
??!
チリリ” チリリ”(目覚ましタイマー)
『ハア ・・ハア ・・』
今のはなんだったんだ・・きっと疲れてるんだな俺は
・・・ ・・・
まあいいやとりあえず学校に行こうってもう9時?!
やばい、早く学校に行かないと。
そういって俺は急いで支度をした、もちろんご飯なんか食ってる時間はない。
玄関を開けて猪かのごとく突っ走る。
『ヤバいヤバい早く行かないと』
・・・ ・・
「ウエーン ウエーン(泣き声)」
少女が歩道の真ん中で泣いていた
その時・・・
『ブウウウウウウウン!!』
車が猛スピードで少女の方へと走る。。
『俺の足はもう、本能で動いていた』
『バアアアンンン!』
視界がぼやけて全身に力が入らない。
「そうか死ぬんだな・・俺は」
「ごめんなさい、母さん」
最後に聞こえた声は
「オニイチャン!!死ナナイで!」
少女の泣き叫ぶ声だった。。
・・・ ・・・
??「オイ」
??「オイ」
・ ・ ??「オイ!!」
?!!
「あれ、俺生きてるのか?・・」
て今の声は誰だ?・・
??「オイ人間、私を馬鹿にしているのか??!」
??!
恐らくこの驚きは一生忘れないだろう、なぜならそこには
山羊の頭に人間の体をつけたかのような不気味な見た目をした生き物がいたからだ。
「悪・・魔?」
??「お前、どこまで私を侮辱したらすむんだ?」
??「私を雑種と一緒にするな!!私は「”死神”」だ。」
「は?死神?」
「それって空想上の存在でしょ?何言ってんの?」
??「お前・・はあ〜まあいい普通だったらその魂ごと消滅させてやりたいが」
??「お前は”不幸”だからな」
??!
「お前、俺のなにを知ってるんだよ?」
「全 て だ」
「??! じゃお前、俺の家族のことも知ってるのか?」
??「ああ」
??「お前の家族・・母親と父親が3年前不慮の事故で死んだ。とあるが実際はそうじゃなかッ
「おい!!もう・・それ以上は言わないでくれ。」
??「・・その後、祖父母に引き取られるがうまく馴染めなかったお前は家出した。」
??「で合ってるか?」
「ああ、そうだよ‥」
??「で、お前はあの歩道にいた小娘を助けようとした結果が今だ」
??「つくづく災難だな、お前」
「でも後悔はしてない」
「こんな俺でも人を助けれた、それだけで十分だ。」
??「人間というのはよく分からんな、いつかはどうせ死ぬのに他人の死を被ってまで守ろうとする。」
??「まあ私には関係のないことだが。」
「・・で?なんで俺はここに居るんだよ」
??「ああ、それはな・・」
お前、”異 世 界”に興味はないか?
「異世界?」
??「異世界はこの世界とは異なる世界のことだ。」
??「まあそのままの意味だが」
「ふ〜んで、この世界とはなにが違うんだ?」
??「”スキル”がある」
??「あと、モンスターというこの世界にはいないし見たこともないであろう化け物がいる。個体によっては何十メートルもある奴もいるぞ。」
「モンスター?はまあなんとなく分かったけどスキル?何だよそれ」
??「”スキル”、これは訓練や学習をして習得するものだ。だがこのスキルは種類が多すぎて全て習得しようとしたら100年はかかる、。だから主に覚えた方がいいスキルを話すぞ。」
??「一つ目は”戦闘系”スキルこれはモンスターを倒す時に使うスキルだ。絶対覚えろ。」
??「二つ目は”魔法系”スキル」
「魔法系スキル?戦闘スキルとなにが違うんだ?」
??「これもモンスターを倒すスキルなのだが戦闘系スキルと違うのは人間には絶対にできない術、この世界にも似たような妖術というものがあるだろう?そういうものだと思ってくれればいい。」
「なるほどな。」
「そして最後の三つ目は”採取”スキル」
「なんか地味そうだな‥」
??「いや、このスキルは本当に優秀だから覚えておいて損はない。」
??「じゃあ説明するぞ、このスキルは文字通り薬草や解毒草などが採取ができる」
「やっぱ地味じゃん」
「まあ慌てるな、実はこのスキルには調合というスキルがあってだな、これがあれば店で回復ボトルや解毒ボトルを買って金を使わなくても、薬草や解毒草を採取して、調合すれば金も使わなくて済む&回復ボトル、解毒ボトルを作れる!!というわけだ。」
「なるほどな。」
??「あと、異世界には”ジョブ”というものがあってだな、今俺の目の前にあるタッチパッドから決めれるのだが。」
エイ ポチ
??「おいお前勝手に押すな!!」
「あ。ごめんなんか好奇心で押しちゃった。 キラン」
??「いや好奇心で押しちゃった キラン」
??「じゃねえヨ!!お前の運命決まっちゃうんだよ??!」
「え?なんで先に言ってくれないんだよ!!」
??「いや何でお前がキレてるんだヨ。」
??「はあ〜もういい、それでお前何のジョブを選んだんだ?」
「え?え〜と確か ”戦士” だっけな」
??「お、オイ今なんて言った?」
「だから戦士だって」
??「・・・・・」
??「ウソダロオオオオオ?!」
「ど、どうしたんだよ」
??「どうしたんだよじゃねえよ!!」
「だからなにが?」
??「お前が選んだ戦士というジョブはな戦闘スキルだだけしか覚えられない&耐久力がゼロの攻撃特化無能ジョブなんだよ!!」
「へーそうなんだ」
??「へーそうなんだ、じゃねえよ!なぜそんなに冷静でいられる?!」
「いやだってそもそも異世界に行かなければいい話じゃん」
??「そうわいかんから言っているのだ!」
「何でだよ?」
「お前と俺が今居るこの場所はな魂界と言って生物の魂が保管される場所だ。だが今のお前はまだ魂に成りきれていない、つまりここにずっと居たらお前本当に魂になってここに永遠に保管されることになるんだぞ!!」
「そんなヤバい場所だったのここ?!早く言ってくれよ!」
??「そ、それはすまないが早く異世界に行かないと魂になってしまうぞ!」
「・・・・・・」
「・・分かったよ、やってやるよ!!”俺の最弱人生”を!!」
??「決断が早いな‥」
??「よし分かった!!では今から転生の儀式を始める!!」
??「・・神よこの者に”転”と”生”ニイキルコトヲ、ユルシタマエ!!」
その時だった、足元に見たことがない”円陣”のようなものが現れた。
次の瞬間・・!!
パアアアアンン!!という音と共に目の前に眩い光が広がる・・
いたって平凡な男は好奇心で最弱ジョブの戦士を選んでしまったが異世界で死ぬほど努力して最強になる〜 @ri51be0
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