応援コメント

死神の死体を埋めた紅葉山ふと駆けてゆく銀色の鹿」への応援コメント

  • 銀色のケンタウロスのしかばねを二人で捨てたよね赤潮へ、の続編かもと思いました。

    (掌編)
     あれから歳月が経ち、(新しい)妻は死神に連れ去れれた。
    俺も病魔に倒れるも、どうにか生還を果たした。

     死神の危機は去ったが、心残りをなくすため、思い出の場所に旅に出た。
    海でなく、山への旅。

     大学の登山サークル時代に登った紅葉山。分け入って、歩いていくと・・・
    目の前を、銀のケンタウロスが駆けていく・・・いや、あれは鹿か。
     銀色・・・あの頃の後悔を意味するのか。
    それとも、未来への道標なのか。少なくとも、独り立ちした俺の子供たちには、まだまだ未来があるだろう。

    作者からの返信

    言うまでも巻なく、
    百人一首の猿丸太夫の本歌取りです。
    しかし、なるほど。
    ケンタウロスの続編の掌編と
    想像を飛ばすことも可能ですね。
    なお、
    「銀色」は好きな色であり、好きな言葉であり、
    困ったときに頼りにしている言葉でもあります。