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  • そろそろ落ち着いたと思いますので、こっそり書かせていただきますね。あんまり人に見られたくないもので。。。

    選んでいただいてありがとうございます。私がエッセイに込めた想いを読み取ってくれてありがとうございます。

    あとデータの話ですが、ここは正直迷いました。

    犀川先生のご要望通り数字で示すとしたら、売り上げデータや、値段の推移とインフレ率等から客観的なデータは示すことできます。

    例えば、17アイスは1983年に100円でした。それで2024年で160円です。31アイスクリームは1983年で200円、2010年で320円、2023年で420円です。去年なんかは15.2%利益が伸びていますね。そして、ここ10年で高級路線に変更し、値段を上げ始めてからの業績はうなぎ上りです。

    ただ、です。こういうのは私みたいな経済オタクというか、投資家というか、投機家は興味がある話になるのですが、今回の賞で私のエッセイを知った人が、それを求めているか? という点が引っかかりまして、あえて書かないようにしたのが本音のところです。

    なんというか、私個人としては、エッセイは、「知の探究」の入り口であって欲しいと思って書いていることが多いのです。だからまず「興味をもってもらうこと」が一番でして、あとは自分でその先を考えてもらうこと! が2番目なのです。なので、正直、犀川先生がサブウェイの話を出して、自論を展開してくれたところはとても嬉しかったのです。

    私の中のエッセイって、作者が全部が全部論拠もそろえて、こうでしかありえない! ってのじゃないんです。その話を読んだ一人一人に考える要素があって、私の意見に反対してくれるのは、とても嬉しいことなのです。意見をぶつけあってこそのコミュニケーションだと思いますし、それこそが文學の楽しみの一つだと私は思っていますので……。

    あ、あと、この話をさらに前向きに取ってくれる人が、決定回避の法則って面白そうだな、他にどんな法則があるだろう? と考えて行動経済学に興味を持ってくれればうれしいですし、B-R サーティワンアイスクリーム(証券コード2261)ってどんな会社だろう? とか思ってくれたりしたら、もっと嬉しいのです。私は、そんな、1つの文章が人の人生を少しだけ変える瞬間が大好きなのです。

    だから、なんというか、読み手に自分で色々なことを探究する余地を残したいというか……、そんな思いで私はいつもエッセイを書かせていただいています。

    だた、まぁ、ここらへんが偏屈なところで私のダメな所なんですけどね。長編小説もそんなノリで書いてしまっているので、読んでもらえてないと言うかw 専門的にすぎるというか……。って、長文になってしまいましたね、ごめんなさい。

    最後になりましたが、このたびは賞を賜り、誠にありがとうございます。非才の身には身に余る光栄でございます。犀川先生の今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。拝読させていただきました。

    「興味をもってもらうこと」が一番ということを主眼に書かれているという点、大変素晴らしいと思います。内容云々よりも、そういう意図や考えもって書かれている姿勢がわたしはとてもいいなと思います。

    数値ですが、数値を持っているのかなという疑問を感じただけで、お話を伺うに経済面の数値はたくさんある方が書かれているのだということがわかり、これも納得でした。数値を前に出さずともおっしゃる通り読者が面白いエッセイを書くというのが何より大事だと思います。

    ありがとうございました。

    編集済