第35話

「…あの」



「なんだ」



「もっとタトゥー、見てもいいですか?」



「…話変わりすぎだろ。つーかいきなり何」







話変わりすぎなのは自分でもわかる



でも初めて会った時からそのタトゥーに目がいくの





…自分の体にいれたいとかじゃなくて



きっと、ただの興味





「…ダメ、ですか?」



「別にいいけど」



そう言うなり急に服を脱ぎ出した男の人



「きゃっ!!いきなり何ですか?!」



「あ゛?お前が見てえ言うからだろ」



上半身に着ていたTシャツを脱ぎ捨てる男の人





…お兄ちゃん以外の男の人の裸なんて見たことないし…





確かに自分から言ったことだけど…、恥ずかしい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る