第12話
あっという間に路地に連れ込まれて壁に追い詰められる
目の前にはニヤニヤした男が3人、まるで舐め回すように私を見ている
「マジで良いの見つけたな」
「その泣きそうなその顔も超ソソる」
「外だしさっさとヤろうぜ」
男の1人がワンピースからのびる素足に触れた
その瞬間ゾワッとする体
気持ち悪い……ッッ
「離して!!」
声を上げるけど大通りから外れてるからか誰もいなくて、私の声だけが虚しく路地に響いては消える
「嫌あっっっ!!!!」
―――ドゴッ
叫ぶように声を上げて目を強く瞑ったそのとき
まるで何かを殴ったような音がしたと同時に太腿に触れていた手が離れた
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