第3話

丁重に告白をお断りして、今度こそ家に帰るために学校の外に出た








特に用事もない今日



家に着き、鍵を開けて中に入れば誰もいなかった





…お兄ちゃん、もう仕事行ったんだ…




私には両親がいない



私が5歳の頃に事故で亡くなった



亡くなって最初のうちは親戚の家に住んでいたけど、8個年上のお兄ちゃんが18のとき。私が10歳のときにお兄ちゃんと2人暮らしをし始めた



それから7年が経った今もずっとお兄ちゃんが私を育ててくれている

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る