第27話

今日は、病院の通院日…。




「けん🎵

おきてぇ~🎵

病院に遅れるよ~🎵」




重い瞼を開けて…。




「なお🎵おはよう🎵」



「けん🎵おはよ~🎵」



「けん🎵

ご飯食べてから病院に行こう…🎵🎵」




「うん🎵」




顔を洗い、ご飯を食べて私服に着替えて病院に向かった…。




病院に着いて、神経内科に診察券と保険証を渡す…。




「なお🎵

大丈夫かな…??」




「うん🎵

けんは頑張ってリハビリも遣って来たから大丈夫だよ…🎵🎵」




「ありがと…🎵」




暫くすると…。




「天宮さん…。

診察室へお入りください…。」




奈緒と一緒に診察室に入り…。




先生に…。




「お願いします…。」




「はい…。

天宮さん…。

箸を持って、豆を左の器に移してください」




「はい…。」



ゆっくり移していく…



「次は左手にピンセットを持って、先にの豆を元の器に移してしてください…。」




「はい…。」




ピンセットを左手に持って、豆を右の器に移していく…。




「はい…。

次は腕力を計測するので右手に此れを握ってください…。」




「はい…。」




力一杯握った…。




「はい…。

じゃあ同様に左手もお願いします…。」




「はい…。」




先っと同様に力一杯握った…。




「はい…。

お疲れ様でした…。

天宮さん…。

大分良くなって来ましたね…。

これくらいなら生活に問題ないです…。」




先生に質問してみた…




「先生…。

仕事に復帰しても大丈夫ですか…??」




「天宮さんのお仕事は教師でしたよね?」




「はい…。」




先生は間を置いて話した…。




「天宮さん…。

今の常態だと、少し荷が重過ぎるので、もう少し様子を診て決めましょう…。」




「はい…。

先生。後遺症は残るんですか…?」




先生は悩みながら答えた…。




「天宮さんのケースだと正直に言うと、倒れる前に些細な物を持つと震えるって言ってましたよね…??」




「はい…。」




「恐らくですけど、右手は治ります…。

左手の方が震えが酷いので、震えが残る可能性があります…。

これからも、リハビリは続けてください…」





「はい…。

分かりました…。」




先生にお礼を言って診察室を出た…。

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