第17話

今日は、大晦日…。




「け~ん🎵

おきてぇ~🎵

朝だよ~🎵」




瞼を擦り…。




「なお🎵おはよう🎵」



「けん🎵おはよ~🎵

ご飯出来ているから食べよ…🎵🎵」




「うん🎵」




食卓に行き、俺と奈緒は朝ご飯を食べてると…。



母さんが近づいて来て…。




「健…。

今日からこの箸使いな…。」




母さんからおかずが滑らないように、箸の先端部分に螺旋状に削られた溝の箸を渡された…。




「母さん…。

ありがとう…。」




母さんは箸を渡すとキッチンに戻った…。




「けん🎵

よかったね…🎵」




「うん🎵」




箸はおかずを掴むと滑ら無くて食べ安かった…。



ご飯を食べ終わると少し寛いで、母さんと奈緒の3人でスーパーに行き、今日の夕飯の材料や寿司、カニを買った…。




家に帰ると俺と奈緒はリハビリを始めた。




奈緒に見守られながら…。




「けん🎵

以前に比べると掴める早さも早くなって来たね…。」




「うん🎵ありがと🎵」




リハビリを終わると…




「健。奈緒ちゃん…。

夕飯のご飯の支度手伝って…!!」




「分かったよ…。」




奈緒と一緒にキッチンに行くと…。




「健は茹で玉子の殻を剥いて…。」




「分かった…。」




覚束ない手で茹で玉子の殻を剥いて行く…。




奈緒は、野菜を切ったりしていた…。




母さんが料理をしながら話した…。




「健は最初の手伝いは茹で玉子の殻剥きだったんだよ…。

今みたいに覚束ない手で一生懸命に茹で玉子の殻を剥いてた…。」




「母さん…。

そうだったんだ…」




「けん🎵

卵の良く剥けてるよ……🎵🎵」




「うん🎵」




3人で夕飯の支度が終わり夕飯を食べ始めた…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る