第36話

翌朝…。



「けん~!!

おはよぉ~🎵

朝だよ!!おきてぇ🎵」



奈緒は昨日の寂しさが嘘のように今日はかなり元気だった…。



俺は、昨日奈緒が寝たあと、交換日記に…。


愛し合ってれば必ず赤ちゃんが授かるよ!!



謎の鸛より…。



と書いた…。



「なお。おはよう!!

いい天気だね~🎵

ご飯食べたら、洗車してドライブに行こう?」



「うん🎵」



ご飯を食べ、近くのガソリンスタンドで洗車して目的地向かって走り出した…。



「けん。どこに向かって走ってるの?」



「内緒だよ…。」



「ケチ~!!」



1時間後…。



目的地に到着…。



「キレイな海だね」



「なお。展望台に登るよ…。」



「何ここ!!」



「海が一望出来るんだ…。

高校生のときよくここに黄昏に来てたんだ。

哲も知らない俺のお気に入りの場所なんだ」



「そうなんだ…。

風が心地いいし、海の眺めもいいからステキな所だね…。」



「いつか、好きな人を連れて来たいって、高校生のときから思ってたんだ…。」



「それがあたしなんだ」



「そうだよ!!」



「じゃあ、次の目的地に行こっか…。」



「えっ!!まだあるの?」



「そうだよ!!」



車に乗って次の目的地に向かった…。



奈緒がきっとビックリするのが楽しみだ。

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