第7話
帰宅後…。
「けん…。
何が食べたい?」
「野菜炒めとホウレン草お浸しかな…。」
「わかった…。」
俺が病気に掛かってから母さんが、実家で収穫した野菜と米を送ってくれる…。
野菜と米には不自由しなかった…。
ピンポーン🎵
ドアを開けると…。
「お届け物です…。
印鑑お願いします。」
印鑑を押して…。
「ありがとうござました……。」
母さんからの贈り物だった…。
箱を空けると…。
野菜と米が入っていた…。
あと、手紙が認めてあった…。
これぐらいしか出来ないけど早く病気が良くなることを祈ってます
奈緒ちゃんにも宜しくお願いします。伝えてください。
「けん。
ご飯出来たよ…。
宅配便。誰からだったの…?」
「母さんからだったよ」
手紙を奈緒に渡す…
ご飯を食べながら…
「お母さんも心配してくれてるんだね。
あとで、連絡しておくよ…。」
「なお。
ありがと…。」
最近は、母さんから宅配物が届くと、奈緒が連絡してくれている。
俺が連絡すると、野菜贈ってくれてありがとう。電話を切ってしまうから…。
奈緒が電話すると、今の症状とか受け答えもいいから、そっちの方が母さんも安心する。
俺が食器を片付けてるときに、奈緒が母さんに連絡する…。
それが当たり前になってきている…。
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