第1章社会人
第1話
3月20日…。
未だに病気は完治してはいない…。
今日は病院に行く日…
「けん…。
起きて…!!
病院に間に合わなくなるよ…。」
瞼を擦り…。
「なお…。
おはよう…。」
「けん…。
おはよぉ…。
ご飯食べて行くよ…」
「うん…。」
今日は、奈緒は有休を使って病院に付いて来てくれる…。
多分、検査結果が気になるんだろう?
ご飯を食べて、支度をして病院に向かった…
病院に行くと採血をして診察の待合室で、名前が呼ばれるのを待った…。
「少しは良くなっていればいいんだけど………。」
「けんはずっと規則正しい生活をしてるし、鉄分だって摂っているから、大丈夫だよ…」
「そうだね…。」
30分後…。
「天宮さん…。
診察室へお入りください…。」
奈緒と一緒に診察室に入る…。
先生に頭を下げ椅子に座る…。
「天宮さん…。
最近、目眩や動悸、息苦しいなどの症状はないですか…?」
「はい。ないです。」
「血液検査の結果見ても基準より低いですね…。
前の検査よりは良くなって来てます…。」
「働き出すのはまだ無理ですか…??」
先生は眉間にシワを寄せて…。
「もう少し様子を診ましょう…。」
「はい…。
分かりました…。」
頭を下げ…。
診察室を後にする…
「はぁ~!!」
奈緒に血液検査表を見せた…。
「けん…。
数値良くなってるよ……。」
「でも、まだ働けないと厳しいよ…。」
「そんな急には良くならないよ…。」
「うん…。」
家に帰る事にした…。
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