【13】王国武闘祭:学園戦4
気づくと俺は見知らぬベットに寝ていた。
身体が動かせない、感覚があるけど身体が動いてくれない。顔も動かせないけど誰かが俺の手を握ってくれてるのはわかる
眠い。とてつもない眠気が襲う
反動でしばらくは筋肉痛が酷いだろうな
ほかにもやる、、ことが、、、、、あ、、、、、る
そして俺は眠りについた
―――――――――――――――
ふと目が覚めた。
身体を起こした。
「ふわぁ、、、、。どれくらい寝てたんだ?」
「その問いは私が答えよう」
「あ、先生!おはようございます」
「ふむ、おはよう。と言っても今はこんにちはの時間帯だがな」
「え?」
先生に聞いたところ、二日ほど寝込んでいたらしい
ちなみに今は真昼間
代表戦の結果としてはFクラスは負けとなった。
ただグランがめっちゃお怒りモードだったらしい
「ふざけんな、もう1回やらせろ!」だとか「俺の龍魔装をぶっ壊したからあいつの勝ちだー」とか喚いてたそうだ。ほんとに神様の王様なのかな?
喚いてたところにラティスに勝った女の子が頭にチョップしてから服の首後ろのところを掴んで引きずって行ったらしい。しかもいかにも怒ってますオーラが出てたらしい。
女性って怖い
ちなみに父上は俺が文句言う前に母上に
結局団体戦優勝はBクラスになったが、国王がFクラスとの再戦を認めてくれたらしい。と言っても、Fクラスがほか全クラスに勝利した上での再戦という条件だけど、でもまだ戦いたいと思ってる自分がいる
正直手がないというわけじゃない。けどもし次にグランと戦う時は使う。使って必ず勝つ
そして個人戦は3/4が終わって、あとは俺との試合待ちなんだそうだ。先生いわく、俺とグランの試合を見た生徒が躍起になってるらしい。
俺も早く復帰しなきゃな!
―3日後―
学園戦:個人の部にて
俺は連戦していた。
「《某他死去》!!」
物騒な名前だなぁ!?
「《
一気に加速し、木刀(耐久力∞強化済み)で相手の意識を刈り取った。首にスパーンと一太刀
次の試合でも同じく一気にに加速して一太刀で蹴りをつける。そしてその次も、さらにその次も
なぜ木刀と加速を使ってるかって?
先生に縛りをどうするかと相談してたところにグランが凸ってきて、「面白そうだな!」と混ざってきたのだが、グランが「俺が壊れない木刀をあげるから《
「前にあっちで読んだラブコメのラノベで言ってたセリフなんだがな、『あたしの拳で人は死ぬけど、竹刀で人が死ぬことは無いから!』って言ってたぞ?それに『人が壊れる前に、竹刀が先に壊れるから!』って」
それを聞いて俺と先生が同時にツッコんだ。
「「壊れないやつ渡したら意味ねぇ(ない)!」」
と、言うことで俺は木刀と加速のみで戦ってる。
あ、ちゃんと加減はしてるよ?
でもいい練習になるから縛りをしている
俺は今先生が使える《双黒流》《双白流》《双星流》を実戦で使って練度をあげている。
ある程度できるようになったら先生が直々に《七星流》を伝授してくれるそうだ。
最近では《瞬速剣のクロノ》って呼ばれ始めている
めっちゃ恥ずいのだが、グランは諦めも大事だよと遠い目をして言ってきた。うん、確かに大英雄とか言われてる神に言われたらなんか楽になった
重荷が違いすぎてなんかもうどうでも良くなった
武闘祭は国王が延期にしてくれた。
と、母上が言ってた。すごい気になるが詮索はしないと決めている。前に詮索したら
思い出したくないな。うん
あとなんかグランが木刀に細工したらしい。
なんか増えたり、刀身が日本刀になったりするようにしたと言っていた。
・・・・・・
いやなにしてんの?
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