2024年10月29日 11:24 編集済
「唯物論に吹かれて/諏訪野 滋」に寄せてへの応援コメント
犀川よう様、このたびは過分な賞をいただき誠にありがとうございます。拙作は死別を扱ったものですが、皆様お気付きの通り、犀川よう様の作品「カミーユ・モネの残像」に多分にインスパイアされています。今回のエッセイ企画、「2番目あるいは3番目くらいのネタで」との犀川様のお言葉でしたが、義理の兄の死去直後にはまとまらなかった考えがようやく言葉に出来そうなタイミングがまさに今でして、カクヨムコンではなく当企画に投稿させて頂いたのも、ここしかない!と感じたからでご縁というほかはありません。もちろんさいかわ卯月賞・葉月賞と参加させて頂いて大変思い入れの強い企画でもありました、今回の受賞は本当にうれしいです。死別について温かなお言葉をたくさん頂戴いたしました、ありがとうございました。失って初めて見えてくるものがあり、それは私の場合「家族」でした。自分が今まで避け続けてきたテーマについて、義理の兄の死を通して分析したかった、というのが今回の執筆の動機となっています。「本作の核心は僕と妻の心の距離感」と看破された犀川様のご慧眼には驚くほかありません。答えは全く見えませんが、前を向いて歩いていかなきゃ、と思えただけでも、今回投稿して良かったなと感じています。死というテーマですのでちょっとあざとく思われるのでは、とも考えましたが(犀川よう様作品「第一回 さいかわ卯月賞 テーマは『春』」中の「喫茶去 小説に死(不治の病気)と可愛らしい子供やペット、手紙形式を出したらそれだけで一翻(イーハン)」参照)、お読みいただいた皆様の同情を引きたかったという意図は毛頭なく、一文芸作品としてお読みいただければそれで私の喜びです。お読みいただいた方が何か大切なものを失った時に「あんなこと書いてる奴がいたな」とちらりと思い出していただき、いままでの自分の気持ちを振り返ってみる一助となれば、作者として望外の喜びです。大変長くなりました、嬉しいと冗長になる面倒な奴です。カクヨムコンはギャグエッセイと、一翻・表裏ドラに頼らない明るい百合が書けたらいいなあと思っています(おいぃ、また百合かよ……)。犀川様、企画の運営大変なご苦労があったことと思います、ありがとうございました。選者の皆様、お忙しい中お読みいただき感謝申し上げます。そして「エッセイを書きま賞」に参加された方々の作品、すべて読ませて頂いております。とても楽しい作品ばかりでした、いずれ近況ノートに私的感想を書かせて頂きたいなと思っています。すべての皆様、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。いつもさいかわ賞をお引き立ていただき、常日頃より感謝しております。諏訪野さんのおかげでさいかわ賞の質が高まっていること、どこかでお礼したいなと思っておりまして、こうして講評も含めお話しすることができて嬉しいです。また、諏訪野さんの作品を楽しみにしております。わたしも百合スキーなので百合作品もバッチコイでございます。
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「唯物論に吹かれて/諏訪野 滋」に寄せてへの応援コメント
犀川よう様、このたびは過分な賞をいただき誠にありがとうございます。
拙作は死別を扱ったものですが、皆様お気付きの通り、犀川よう様の作品「カミーユ・モネの残像」に多分にインスパイアされています。今回のエッセイ企画、「2番目あるいは3番目くらいのネタで」との犀川様のお言葉でしたが、義理の兄の死去直後にはまとまらなかった考えがようやく言葉に出来そうなタイミングがまさに今でして、カクヨムコンではなく当企画に投稿させて頂いたのも、ここしかない!と感じたからでご縁というほかはありません。もちろんさいかわ卯月賞・葉月賞と参加させて頂いて大変思い入れの強い企画でもありました、今回の受賞は本当にうれしいです。
死別について温かなお言葉をたくさん頂戴いたしました、ありがとうございました。失って初めて見えてくるものがあり、それは私の場合「家族」でした。自分が今まで避け続けてきたテーマについて、義理の兄の死を通して分析したかった、というのが今回の執筆の動機となっています。「本作の核心は僕と妻の心の距離感」と看破された犀川様のご慧眼には驚くほかありません。答えは全く見えませんが、前を向いて歩いていかなきゃ、と思えただけでも、今回投稿して良かったなと感じています。
死というテーマですのでちょっとあざとく思われるのでは、とも考えましたが(犀川よう様作品「第一回 さいかわ卯月賞 テーマは『春』」中の「喫茶去 小説に死(不治の病気)と可愛らしい子供やペット、手紙形式を出したらそれだけで一翻(イーハン)」参照)、お読みいただいた皆様の同情を引きたかったという意図は毛頭なく、一文芸作品としてお読みいただければそれで私の喜びです。お読みいただいた方が何か大切なものを失った時に「あんなこと書いてる奴がいたな」とちらりと思い出していただき、いままでの自分の気持ちを振り返ってみる一助となれば、作者として望外の喜びです。
大変長くなりました、嬉しいと冗長になる面倒な奴です。カクヨムコンはギャグエッセイと、一翻・表裏ドラに頼らない明るい百合が書けたらいいなあと思っています(おいぃ、また百合かよ……)。犀川様、企画の運営大変なご苦労があったことと思います、ありがとうございました。選者の皆様、お忙しい中お読みいただき感謝申し上げます。そして「エッセイを書きま賞」に参加された方々の作品、すべて読ませて頂いております。とても楽しい作品ばかりでした、いずれ近況ノートに私的感想を書かせて頂きたいなと思っています。すべての皆様、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いつもさいかわ賞をお引き立ていただき、常日頃より感謝しております。諏訪野さんのおかげでさいかわ賞の質が高まっていること、どこかでお礼したいなと思っておりまして、こうして講評も含めお話しすることができて嬉しいです。
また、諏訪野さんの作品を楽しみにしております。わたしも百合スキーなので百合作品もバッチコイでございます。