完結お疲れさまでした。
毎回思いますが、約10万字で話をまとめるのって凄いなぁと思います。僕はどうしても長くなってしまうのでw


作品はいつもの『ねてる節』で読みやすく楽しめました。
ただ、パリピによるカオス祭りから始まってドタバタギャグかと思いきや、ホラー味のある村の謎やシリアスな兄との別れ直後のラブコメ展開と、少し作者の意図を読みかねる『とっ散らかった』印象を抱きました。面白くはあったんですけどね…。

個人的には実兄死亡直後のやり取りで、カナカちゃんがネタ口調のままなのが違和感ありました。僕だったらあそこは普通の口調に戻して余裕の無さを表しますね。

あとあれだけ大暴れしたお土様の消え方が、消えたシーンを探さないとイカンくらいに地味なので、もう少しドラマチックにして盛り上げた方が良いかな？　とは思いました。

前作の飛行機関連ほどには「この設定どーなっとんねん？」という部分も無く、すんなり読めたのは良かったです。

次回作も頑張って下さい。