鳥籠の中の寵愛

花ノ音

プロローグ

「小鳥ちゃん、大人になったら俺と結婚しよう?

俺が付けてしまった傷だから、俺がちゃんと小鳥ちゃんの側にいる。約束するよ。」





幼い頃にした小さな約束が今でも彼を縛り付けている。




いっそのことこんな記憶消してしまいたい。




私だけが、彼をずっと愛しているのだから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る