エアキャラの俺氏、コスプレイヤーになる。
北条三郎
プロローグ "エアキャラ" 黒井龍大
1学期。神奈川湘南のとある私立学校
海が間近に見えるこの学校は、県内だけではなく、県外からもとてつもない人気があった。
この学校に通う中学3年生の黒井龍大は、外見から見ると、ごく普通に見える人物であるが、実は普通ではない。悪い意味で。
「んぁー。今日から中3かー。行きたくねぇなぁー。」
僕はそうぼさいていた。しばらく歩くと、ようやく学校に着いた。正門には、学年主任の田所先生が立っていた。
「はいおはよー」
「あんざいますー」
僕はそう返事を返した。そして今日から自分のクラスである中3G組の教室に入った。
教室に入ると、隣の席などから
「ねぇ何組になった?」
「私A組だった!」
「うわー違うクラスかー」
などと言う会話があちこちに飛び交う。
「あー暇だなー。」
そう思いながら僕はこっそり持ってきた同人誌をロッカーの中に入れて、
1人でラノベを読み始めた。
「やっぱりこれは面白いなー」
タイトルは「電気少女」
異世界転生した白浜健は、
電気少女こと、牛浜あきるに出会い、
異世界の魔獣を対峙する物語だ。
そして8時40分、担任が来てホームルームで出席を取り、ついに自分の名前が呼ばれた。
「18番、黒井龍大」
「はい」
すると、クラスのみんなが一斉に振り返った。
「あれ、エアキャラいつの間にか居たの⁉︎」
「エアキャラいたんだ」
「あれ、エアキャラの黒井じゃん」
そう、俺はクラスで、学年で
エアキャラと呼ばれているのだ。
--------あとがき---------
「エアキャラの俺氏、コスプレイヤーになる。」
を読んで頂きありがとうございます!
この小説を書いた北条です。
この小説は僕のデビュー作であるため、色々とおかしな部分があると思います!
是非読んだらコメント等で感想や改善点を書いていただくとうれしい所存です!
これからもドシドシこの小説を更新して行くのでぜひ見守って頂けたらなと思います。
よろしくおねがいします!
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